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誰にでも平等に与えられているもの

『時間』

祖父母が昔営んでいた活版印刷の工場をリノベーションして、料理とお茶のお教室と貸しアトリエを運営することから始まったSTUDIO HATCH。

 

小さな頃から大のおばあちゃん子で、いつもこの工場に遊びに来ていました。

その頃は、壁にずら~っと活字が並んでいて、色々な種類の紙が床に積み重なっていた事を覚えています。

 

昔からお話しを書くことが好きで、祖母や母の側で絵本を書いていました。

そしてお腹が空くと、料理好きの祖母が料理を作ってくれました。

 

銀座に洋服のお店が出せると言われていた祖母。

洋服や浴衣、セーターや時には小さなバッグ。

ピアノの発表会のドレスも、いつも祖母の手作りでした。

 

大人になって、料理やお茶の仕事を始めた事。

小さなお話しからお茶をプロダクトするお茶のブランドを立ち上げた事。

「お茶と暮らしまわり」をコンセプトに、雑貨のブランドを立ち上げた事。

江戸っ子でちゃきちゃきして大らかだった祖母は、

なんだか大らかな器用さのモロッコの職人の方たちへと通じるものがある気がしています。

 

祖母との大切な『時間』は、今も自分の中に流れているのです。

 

美味しいお茶とお気に入りのモノたちに囲まれた、あなただけの大切な『時間』。

STUDIO HATCHもご一緒できたら嬉しいです。

                                                                                                                STUDIO HATCH 主宰 濵﨑 みりか

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